RAMPSの設定でマイクロステップ(MICROSTEPS) という項目が出てきますが
これって何? と質問を受けたので簡単に解説します。
ステッピングモーターには2相と5相の2種類があって、
1パルスで動く角度が各々1.8°と0.72°となっています。
単純に考えるとこの角度が分解能となりますが、
各相への励磁の方法でこの分解能を1/2、1/4、1/8、1/16と細かくすることが出来ます。
詳しくはググってください。
RAMPS 1.4の場合はモータードライバー基板の下の3個のジャンパーでこれを設定するようになっています。
(青枠で囲った部分)
ジャンパーの組み合わせはドライバーICのデータシートで確認します。
引用元 : https://www.pololu.com/file/download/a4988_DMOS_microstepping_driver_with_translator.pdf?file_id=0J450
RAMPSの回路図を見ると
ジャンパーを挿したら5Vに繋がる回路になっているので
ジャンパーを挿した H 付けなかったら L となります。
引用元 : http://www.reprap.org/mediawiki/images/f/f6/RAMPS1.4schematic.png
通常は分解能が一番細かくなる1/16で使うと思いますので
3本のジャンパーを挿した状態にします。