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SENT仕様書 J2716_201001 から J2716_201604 への変更点

SENT仕様書 J2716_201001 から J2716_201604 への変更点を
自分なりに翻訳してみました。
まちがっていたらすみません。

1 クロック・ティック時間の変動に対してのクロックの変動を明確化
2 高速12bitセンサーのアペンディクス
3 シリアルメッセージの非使用とイニシャライズの変更
4 独立したセンサー内の5V電源のオプションサポートの変更
5 より多くの柔軟性と診断情報を許容する為にシリアルメッセージのサイクルを64メッセージ以下に変更
6 SENTの間違ったCRCによって検出されないSENTフレームの為のEMC感受性試験ガイドラインの明確化
7 付録A.6温度センサーの要件を追加
8 付録Eを追加
9 付録G 推奨コネクターを追加
10 付録H(SENTのデータフレーム構造の変更と一般的なセンサーの要件を付録AからHへの移動
11 より高電流のセンサーサポートの変更
12 E.3エラーメッセージと信号を追加
13 A.7 温度センサーと一体化したポジションセンサーの追加
14 SENTの標準構成の概要を追加(3.2)

Microchip社のCan-Lin Starter Boardを購入

SENTの実験を行う為にMicrochip社のTest Boardを購入しました。
製品名は「Can-Lin Starter Board」ですがSENT用のI/Fも実装されています。
搭載のマイコンチップは「dsPIC33EV256GM106」です。
このCPUはSENTの受信モード、送信モード両方で使えるみたいです。
またフラッシュプログラマーとしてPICKIT3互換の回路を実装しているために
別途プログラマーの購入の必要がありません。(自分は元々PICKIT3を持っていましたが)

RSオンラインで10,418円で購入、注文した翌日には届きました。
User’s GuideとDemo CodeはMicrochipのホームページからダウンロード出来ます。

まだ使っていませんが徐々に使っていく予定です。

Microchip社のCan Lin Sent Starter Kit
Microchip社のCan Lin Sent Starter Kit

このブログを始めるにあたって

I2C、SPI、UARTその他いくつかのシリアルインターフェースに関しては知っていましたが
「SENT(Single Edge Nibble Transmission)」に関してはその存在すらも知りませんでした。

「SENT(Single Edge Nibble Transmission)は、センサとECUマイコンシステムを接続するシリアル・バスで、主に車載アプリケーションに用いられてる。」
現状では車載以外では使用例がなさそうです。

「SAE Internationalで2007年4月に最初の仕様書が発行されています。
2007-04 J2716_200704
2008-02 J2716_200802
2010-01 J2716_201001
2016-04 J2716_201604
つい先日最新の仕様書が発行されていますが
現在市場に流通しているSENT対応の製品は 「2010-01 J2716_201001」準拠だと思います。

まだまだ情報が少ない「SENT」なので自分の備忘録もかねて
調べたことを綴って行こうかと思っています。

本当に情報が少ないので間違った解釈も多々有ると思いますのでお気付きの点がございましたらご指摘をお願いします。

Cent じゃなくてSENT(Single-Edge Nibble Transmission)だよ

CentOSなら知っていた。
SENTって?
Weblioで調べても send の過去形・過去分詞 としか書いていない。
wikipediaにも波形の写真が載せて程度
https://en.wikipedia.org/wiki/SENT_%28protocol%29

まだ新しい規格(とは言っても2007年04月なので10年近く経とうとしている)なのでWebからもほとんど情報が拾えない。
SENT は SAE J2716 の「SENT – Single-Edge Nibble Transmission for Automotive Applications」であり
シリアル通信の規格の1つ。

仕様書はSAE Internationalのページから購入できる。
最新版「J2716_201604」

要は立下りから立下りまでのバルスの幅で4bitのデータを送る規格。
シンクロナスフレーム、ステータスフレーム、データフレームCRCフレーム、ポーズパルス(オプション)で構成されている。

長年プログラマーをやっているけど恥ずかしながら4bitの単位をニブル(Nibble)と言うのを知らなかった。

対応しているマイコンチップもまだ少なく
ルネサスのRH850ファミリ、MicrochipのdsPIC33/PIC24ファミリ、NXPのMPC574xPファミリ位しかお目に掛かれていない。

とりあえずMicrochipの「dsPIC33EV256GM102」で色々と実験する予定です。
Microchipの「Single-Edge Nibble Transmission)モジュール」のマニュアル