DRAGINO LoRa mini jpをOTAAモードでTTN以外のゲートウェイに接続

DRAGINO LoRa mini jpをOTAAモードでTTN(The Things Network)以外のゲートウェイ福岡市LoRaWANに接続してみました。
他のTTN以外のケートウェイに接続する場合も参考になるかと思います。

随分以前からDRAGINO LoRa mini jpをABPモードでは福岡市LoRaWANに接続していましたが、今回OTAAモードでの接続実験を行いました。
接続に使ったプログラムのベースは TTN_OTAA_sample.ino です。
前提条件として DRAGINO LoRa mini jp を使用するためのオープンウェーブ版のLmicライブラリを Arduino IDE にインストールしておいてください。

まず、 LoRa mini JP の送受信の周波数を福岡市LoRaWANのゲートウェイの周波数に合わせるためにLMICライブラリの設定を変更します。
(フォルダ : ドキュメント\Arduino\libraries\arduino-lmic-master-for-LG01-JP\src\lmic)
福岡市LoRaWANのゲートウェイの周波数は以下のようになっていますので
送信周波数を 923200000hz
受信周波数を 921400000hzに設定します。

lorabase_as923.h の 59行目から65行目を以下のように書き換えます。
AS923_F1 = 923200000,
AS923_F2 = 923200000,
AS923_FDOWN = 921400000,
AS923_FBCN = 921400000,
AS923_FPING = 921400000,

lmic_as923.c に記述ミスがあるので修正します。
294行目の #if define FOR_LG01_GW を #if defined(FOR_LG01_GW)
に書き換えます。

次にオープンウェーブのサイトからダウンロードしたLMICライブラリは TTN(The Things Network)用にカスタマイズされているので
これを汎用に戻します。
対象となるファイルは lmic_project_config.h です。
(フォルダー : ドキュメント\Arduino\libraries\arduino-lmic-master-for-LG01-JP\project_config)
18、19、20行をコメントアウトします。

最後にスケッチ TTN_OTAA_sample.ino の変更を行います。
デバイスEUI
アプリケーションEUI
アプリケーションキー
の設定と送信間隔の設定および不要な include文の削除(コメントアウト)です。

デバイスEUIアプリケーションEUIに関しては
福岡市LoRaWANのデバイス登録と合わせるのですが、ビッグエンディアンとリトルエンディアンの違いから
上位と下位を入れ替える必要があります。
(ABPモードではこれは必要有りませんでした)
たとえば
デバイス登録で 0x01 0x02 0x03 0x04 0x05 0x06 0x07 0x08 となっている場合は
プログラムでは 0x08 0x07 0x06 0x05 0x04 0x03 0x02 0x01 とします。
アプリケーションキーは入れ替えの必要がありません。
送信間隔は 福岡市LoRaWANでは最小間隔が6分となっていますので 360 に設定しています。
ここはご自身の環境に合わせて設定してください。

35行目の #include “CayenneLPP.h” は必要ないのでコメントアウトまたは削除します。

以上の変更を終えた後に dragino lora mini にプログラムを書き込み、実行すると OTTAモードでゲートウェイに接続できます。

OTAA接続での接続はABPでの接続に比べると少々ですが、LoRaWANや使用するモジュール、ゲートウェイを仕様を正しく把握すれば接続できるはずです。

参考資料 The Things Networkへの接続方法について
参考ページ ABPとOTAAについて


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